実際、宅建(宅地建物取引士)の試験は、過去、どういう人たちが合格しているのでしょうか。ちょっと気になるので調べてみました。

一般財団法人不動産適正取引推進機構が調査した「令和2年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」http://www.retio.or.jp/exam/pdf/result.pdf
をみると、いろんなことが分かります。

試験結果概要

まず、受験者数 16万8989人のうち、男性は11万4731人。対して女性の受験者は5万4258人です。ちなみに、5問免除される「登録講習修了者」は 4万5492人(全受験者の26.9%)おり、そのうち 2万9657 人が男性です。

合格者数は2万9728人で、男性が1万9170人、女性が10558人。全体の合格率は17.6%、男性の合格率は16.7%、女性は19.5%が合格しています。

この調査を見ると、受験者はまだまだ男性が多いけど、合格率は女性のほうが高いという「事実」が浮かび上がります。その理由を探ってみると、女性のほうがコツコツと真面目に試験勉強に取り組んでいるからではないでしょうか。

平均年齢

ちなみに合格者の平均年齢 は、35.4歳(男35.9 歳、女34.5 歳)。最年少合格者 は14歳で、最高齢合格者 は89歳です。18 歳未満で合格した強者は、 16 人 (男13 人、女 3人)。

合格者の平均年齢は、意外に高く30代。これは実務に必要な資格ということで、業務上、必要に迫られて取得するケースが多いことを意味しています。

以前は高校生が最年少でしたが、なんと今回は中学生で合格した天才が現れました。

やはり、これからバリバリと仕事をこなしていくであろう30代の合格者が多いわけですが、その一方で、下は10代の合格者もいれば上は80代の合格者もいて、宅建が非常に人気のある資格であることが、合格者の幅広い年齢層からも見て取ることができます。

さまざまな業種の人が宅建を取得している

宅建というと、どうしても不動産業界に勤める人のための資格と思ってしまいがちなのですが、実際にはそうではありません。

2019年度の宅建試験における合格者の職業別構成比を見てみると、合格者のうち、不動産業従事者はたったの34.3%。それ以外の約7割の人たちは、不動産業以外の人間、あるいは学生や主婦だったりします。

見方を変えれば、宅建資格はそれだけ、幅広い業種で“使える”資格ということです。今現在は明確な目的がなくて、それでも何か資格を取得したいという人にも、汎用性の高い宅建資格はおすすめです。

宅建(宅地建物取引士)は、頑張れば合格できる、それほど難易度の高くない試験です。一発合格をめざして張り切って勉強しましょう。