宅建の独学は、一筋縄にはできることではありません。宅建の難易度は高いですし、部外者がいきなりテキストや教材を手に取ったところで、太刀打ちできるような代物ではないのです。

独学に向いている人がもしいるとしたら、それはどんな人たちでしょう? 

不動産業界に長年身を置いている

特に、分譲型マンションの販売や一戸建て住宅の販売に長年携わってきたなら、独学で行けるチャンスがあるかもしれません。

しかし、あくまでも「たっぷりとした年月をかけて、深く携わった」という経験が必須です。

実は、すでに不動産会社に勤務している社員たちが宅建の試験を受けても、落ちてしまうことは少なくないのです。したがって、相当の経験を積んでいないとうまくいかないでしょう。

法律の勉強に真摯に取り組んだ経験がある

法律は、いろいろな場所で勉強する機会があるもの。学生のうちでもかまいませんし、社会人になってからでもかまいません。

宅建以外の資格の勉強で、法律を勉強したという経験があれば、いかにも役に立ちそうに思われます。

もっとも、あくまでも不動産関係の法律が中心となります。弁護士を目指して司法試験の勉強をしたような経験があれば望みにつながるかもしれませんが、それよりずっと難易度の低い資格であれば役に立つかどうかは微妙。

宅建の受験勉強をすでにやっており、なおかつ前の試験で惜しいところまで行っている

あと少しというところで落ちたのなら、次の機会においては独学でいけるチャンスはそれなりにあるでしょう。しかしこれも楽観はできません。

2年以上連続して、「あと数点」という状態で落とされた人は、探せばわらわらと見つかりますから。

毎日、6時間以上勉強できる状況で、試験日まで半年以上ある

これくらい自由に使える時間があるなら、確かに独学でも何とかなるかもしれません。しかしそのような受験者は、今の日本社会にどれくらいいるでしょうか? 

大学生や主婦やフリーターだって、そんなに暇ではないでしょう。

失業者や転職活動者ならありうるかもしれませんが、生活費にゆとりがない中でそのようなことを続ける余裕を本当に継続してもてるでしょうか? 

ニートなら、いちばん適しているかもしれません。ただし親の理解が必要でしょう。

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